柳沢在宅クリニック院長の柳澤力と申します。
我々は京都府相楽郡の相楽医師会に所属し、同地域を中心に、様々な医療・介護に関わる全ての業種と連携して24時間365日、在宅医療クリニックとして稼働しております。

私は幼少期学童期を緑豊かな自然と茶畑に囲まれる相楽郡和束町で過ごしました。町中に茶の香りがする茶源郷と呼ばれる町です。

私の祖父母は医師をしている私の父が、自宅で最期を看取りました。そこに幼かった私を含めた家族一同同席しました。人の死というものに最初に触れた瞬間で、その時のことは今でも鮮明に覚えています。 その後私自身医師となり勤務医として、様々な方を診ていく中で、病状が可能ならできるだけ自宅で療養したい患者さんが多くいらっしゃることを知りました。
在宅医療では、人生の最期のときも、自宅で過ごすことができます。現時点では、自宅で最期を過ごしたいという方すべてが、自宅で最期まで過ごせているわけではありません。 決して自宅で過ごすことだけが、正解ではないとも思っています。様々な背景があり、病院で最期を過ごしたい方もいらっしゃると思います。
その一方で「自宅で過ごしたい」と思う方に「自宅で過ごす」という選択肢をしっかり提供できるようにしていきたいと考えております。 「住み慣れた自宅で過ごしたい」と私自身も思います。
「自宅で過ごしたい」という気持ちを大切に、その希望を叶えるようにサポートしていくのが、在宅医療です。私は、地元の在宅医療を行うことで、地域医療のひとつの歯車として、役割を果たして行きたいと考えております。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。 「住み慣れた場所で過ごしたい」 その気持ちを大切にします

医療法人柳沢活道ヶ丘診療所 柳沢在宅クリニック
院長  柳澤力


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